落花生の種まきで水まきは絶対にダメ!【落花生栽培】
千葉県の落花生屋「石井進商店」です。
今回の記事のテーマは、「落花生の種まきで水まきは絶対にダメ!」
落花生栽培について解説した記事となります。
はじめに
---落花生の種を水に浸して発芽させるのはご法度---
これ意外とやっている人が多くてびっくりしたのですが、
落花生はこのやり方したら腐りますのでやめましょう。
「いやいや、これで毎年発芽させているから(笑)」っていう人がいたのですが、
プロからみると間違った発芽方法なので、今すぐやめましょう。
また「え?種まきしたら水を撒くのが当たり前じゃないの?」
と思う方も多いと思いますが、落花生栽培に関しては間違いです。その理由などをご説明します。
記事の信ぴょう性・筆者について
「石井進商店」(いしいすすむしょうてん)
・1955年創業したピーナッツ専門店。
・落花生の名産地!千葉県八街(やちまた)市で65年以上落花生を販売中!
・落花生に関する情報を長年の経験と知識から発信しています。
落花生の種まきで水まきは絶対にダメ!【落花生栽培】01
水まきをすると落花生の発芽率がグッと下がるから
大豆などを発芽させる際は、水をやって発芽させます。
普通の作物ですと、水を必要とするものが多いので、発芽に必要なのでは?と考える方も少なくないでしょう。
しかし落花生は違います。
ここでは千葉県産落花生で説明しますが、
通常種まき用の種は、むき実になっている生落花生を使用します。
---千葉県産落花生の種まきの時期---
落花生の種まきの時期について、
関東ですと、4月~6月にまくのがいいとされています。
落花生が発芽する条件として、
畑の地温が暖かくないと発芽しないため大体5月ごろ(GWくらい)からまき始める農家様が多いです。
その際、畑の土は湿っていない状態も条件となります。
畑をうなって肥料など前準備をして、「水気のないからからの状態」だとなお良しです。
中にはプランターを使用して作る方もいると思いますが、同様です。
しかし落花生屋からすると、プランターでの落花生栽培は育ちはよくないため、あまりお勧めしません。
雨が降った次の日に落花生をまくのはやめましょう!
前日に雨が降った状態で、畑に落花生の種をまくと、発芽率は最低でも半分以下になるでしょう。
理由は単純で、落花生は水分が多く含むと腐りやすく、
雨が降った畑の場合はもろに落花生の種が水分を吸ってしまい、発芽せずに腐る可能性があります。
落花生の特産地である千葉県八街(やちまた)市の農家様も、
天気予報をみて、雨が降るとわかったら、種まきの日をずらしてまいています。
畑の土が湿っている状態で種まきをして、発芽率が悪ければ、
追いまきをする量が増えるだけなので種代・労力が増えるだけです。
種をまいたあと発芽するまで、水まきは不要です。
というか夏の灌水時期までマルチシートを張って栽培をすれば基本的に水まきはしないです。
基本は前準備で肥料をしっかりまいてれば、畑の水分と自然の雨で育ってくれます。
あとは畑の管理や追肥などもありますが、ここでは省略します。
※他の落花生栽培情報は下にまとめてあります。
以上、落花生の種まきで水まきは絶対にダメ!【落花生栽培】でした!
他の落花生の栽培記事はこちらにまとめてあります。
3月~4月ごろになると、期間限定ですが種まき用の落花生も販売しています。
※年によって販売するときとしない時があります。
興味がある方はそちらもチェックしてみてください!
当店では高品質な千葉県産落花生をお買い得価格で販売しています。興味がある方はこちらも併せてチェック!
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