落花生の天日乾燥:ぼっち天日乾燥でピーナツが甘くなる理由とは?
落花生の天日乾燥:ぼっち天日乾燥でピーナツが甘くなる理由とは?
1.天日乾燥とは何か?
2.落花生独自の天日乾燥法「ぼっち・天日乾燥」とは?
3.ぼっち・天日乾燥でピーナツが甘くなる理由とは?
4.ぼっち・天日乾燥をしている落花生商品を紹介!
この流れで「落花生のぼっち・天日乾燥」について、落花生専門店がご説明いたします。
記事の信ぴょう性・筆者について
「石井進商店」(いしいすすむしょうてん)
・1955年創業したピーナッツ専門店。
・落花生の名産地!千葉県八街(やちまた)市で65年以上落花生を販売中!
・落花生に関する情報を長年の経験と知識から発信しています。
天日乾燥とは何か?01
・天日乾燥の読み方
天日乾燥(てんぴかんそう)と読みます。
・天日乾燥の意味
天日乾燥とは、主に汚泥(おでい)の脱水や乾燥を自然エネルギーに利用して乾燥させることを意味します。
上の写真の大根の天日乾燥のように、太陽の熱や風を利用して水分を蒸発させて、乾燥させるイメージです。
落花生独自の天日乾燥法「ぼっち・天日乾燥」とは?02
この写真は当店のベテラン農家様で行っている「ぼっち・天日乾燥」をしている落花生の様子です。
「ぼっち・天日乾燥」は、落花生の収穫時期の秋ごろに主に千葉県八街(やちまた)市でよくみられる光景です。
落花生を一生懸命作っている生産者が、このやり方で落花生を乾燥させています。
「ぼっち・天日乾燥」とは?
「ぼっち」とは?
「ぼっち」は落花生の収穫シーズンに見られます。
落花生の苗を引き抜いて裏返して乾かす工程=「地干し」を行った後、ある程度乾いた落花生を上の写真のように積んである状態を「ぼっち」と言います。
落花生の収穫前は「湿っている状態」
そもそも落花生は畑の中の「水分と栄養」で育っているので、引き抜いた時は全体的に湿っぽい状態です。湿っぽい状態の落花生を乾かさないと、落花生として完成しません。
湿っている状態の落花生を焙煎したりすると、粒が硬くなりすぎたり、風味がしっかり乾燥させた落花生に比べると質が落ちます。
この「ぼっち」の状態で、天日乾燥させる工程を「ぼっち・天日乾燥」と呼びます。
→落花生乾燥で一番良い方法が「ぼっち・天日乾燥」とされています!
農業的な話になりますが、「ぼっち・天日乾燥のメリットとデメリット」も合わせてご紹介いたします。
メリット
1.風通しがよくなり、自然エネルギーでの乾燥効率がアップ!
2.他の落花生の乾燥方法より、「甘くておいしい落花生になる」傾向がある。
3.台風や大雨の際、「ぼっち」になっているので対策がしやすい!
デメリット
1.正しいやり方を覚えないと乾燥効率down
・間違ったやり方の場合、雨水が「ぼっち」内に入り込み、落花生が腐ったりする場合あり。
2.手間がかかる作業
落花生の栽培はどの工程も大変ですが、「ぼっち・天日乾燥」も大変な工程です。
トータル的には、
生産者にとってもは落花生屋などにいい落花生として買ってもらえることが多くなり、消費者にとっても素材の甘みがある落花生になるためプラスになるやり方が「ぼっち・天日乾燥」と筆者は考えます。
ぼっち・天日乾燥でピーナツが甘くなる理由とは?03
「ぼっち・天日乾燥」は落花生を甘くするだけじゃない!
1.落花生の収穫時の甘さをUP!
2.落花生自体の品質の向上!
・食べた時の粒の食感がよくなる!
・焙煎した時などの風味もよくなる!
「ぼっち・天日乾燥」による落花生の甘さは、生産者との信頼関係から生まれる「甘さ」!
落花生栽培において、「ぼっち・天日乾燥」の工程は大変な作業の一つです。
生産者にとってビジネス面でいえば、落花生の甘さではなく、収穫量が多ければ儲かるし、別に「ぼっち・天日乾燥」で乾燥させなくてもよいと考えている方もいらっしゃいます。
そういった中、当店は生産者との信頼関係をしっかり築いている為、丹精込めて「ぼっち・天日乾燥」などの大変な工程をこなしてくれる生産者が多いです。
理由は簡単で、
お互いWINWINの関係性で、信頼関係が出来ているからです。
ぼっち・天日乾燥で作った落花生を紹介!04
最後に「ぼっち・天日乾燥」で甘さを引き出した当店の商品をご紹介!
当店オリジナル商品は全て「ぼっち・天日乾燥」をしている商品です。
どの商品も当店にご来店・通販・電話・FAXでご購入が可能です。
当店情報は最後にまとめてありますので、ご確認ください。
1.売上NO1! いりざや落花生 チバハンダチ
パッケージ写真
千葉半立(チバハンダチ)とは?
チェックポイント!
売上NO1商品!定番商品!
はじめて千葉県産落花生を買うなら「いりざや落花生 チバハンダチ」!
焙煎した商品でございます。
落花生屋の看板商品であり、そのお店の実力が分かる商品!
お店によって味わいが違いますので、そのお店ごとのオリジナル商品です。
当店では「甘みの強い」千葉半立を味わうことが可能です。
2.口コミ人気!いりざや落花生Qなっつ
パッケージ写真
Qなっつとは?
イチオシポイント!
Qなっつ(キューナッツ)は20年以上かけて作られた新品種です。
焙煎した商品でございます。
チバハンダチよりも甘みは強くないですが、こだわって作っているQなっつは甘さを程よく感じられます。
普及率は栽培の難しさもあり低めですが、
メディアなどで話題になり、口コミで今でも人気です。
ただ、お店によってQなっつのいりざや落花生はだいぶ甘さの差が出ているとお客様から言われています。
当店のQなっつは「甘みが強い」と評判がありますので、甘みを求める方はぜひ当店でお買い求めください。
3.売上NO.2!味付(あじつけ)落花生
イチオシポイント!
サッと塩水で付けることで潜在的な旨味(甘み)成分がグッと引き出された焙煎商品。
最近は、健康・美容ブームで渋皮(しぶかわ)ごと食べるために購入する方が急増中!
いりざや落花生の殻を割るのが面倒くさい方はこちらがおすすめ!
当店の売上NO.2なので、自信をもっておススメいたします。
当店ではチバハンダチ種を使用しております。
健康・美容効果の一部ご紹介!
4.健康・美容ブームで人気! 素煎り(すいり)落花生
イチオシポイント!
こちらの素煎りピーナツも定番の焙煎商品!
味付(あじつけ)落花生と同様、健康・美容ブームで人気です。
違いは、落花生本来の甘みを味わえる点と料理用として使用できる点
この味わいが好きという方も多く、リピーターの多い商品です。
当店ではチバハンダチ種を使用した素煎り落花生で販売しています。
以上が、落花生の天日乾燥:ぼっち天日乾燥でピーナツが甘くなる理由とは?でした!
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