発芽した落花生の葉っぱが黄緑色だけど病気なのか?
今回の記事は、落花生の栽培についての記事となります。
4月~5月にまいた千葉県産落花生が無事発芽して、ホッとしている方もいるのではないでしょうか?
落花生の芽から葉っぱがでてきて、だんだん生い茂って成長しているところに葉っぱの色づき方がおかしい…
「落花生の葉っぱの色が黄緑(きみどり)色に変色してるんですけど、どうすればいいんですか?」
といったような事を契約農家様などから、お問い合わせいただくことがあります。
本日のテーマ
「発芽した落花生の葉っぱが黄緑色に変色し始めてるけど、それは病気なのか?」
千葉県の落花生屋が写真を見ながら教えます。
写真は、千葉県産落花生を2023年6月下旬に撮影したものとなります。
記事の信ぴょう性・筆者について
「石井進商店」(いしいすすむしょうてん)
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発芽した落花生の葉っぱが黄緑色だけど病気なのか?01
撮影したのは千葉半立(チバハンダチ)の発芽風景です。
注目すべきは「葉っぱの色」です。
普通の色は「深い緑色」が通常の色となります。
しかし写真では葉っぱの色が黄緑(きみどり)色をしています。
強く出ているところは「黄色っぽさ」が強くなります。
この現象は何なのか?不安に感じる農家様も少なくありません。
Q.黄緑色や黄色に変色しているのは病気なのか?
結論から言いますと、
A.病気ではありません。
4月~6月頃に葉っぱが黄緑色っぽくなってしまう原因は、「気温が例年より寒いから」
畑の地温が低いことを示しています。
7月・8月になるにつれて暖かくなり、だんだん色が戻ってくることが多いのでご安心ください。
※7月の花が落ちて実をつける時期になって黄緑色に変色している場合は、水分不足などの影響により枯れてきている可能性があります。(可能な時に別記事を書こうと思います)
ただ、今年の天候は「いつもより寒いのだな」と念頭において栽培してもらうといいと思います。
理由は寒い天候と暑い天候の時の栽培状況は結構変わってくることが多いです。
なんなら、最近は気候が1年ごとに違うことが多いので、その年ごとに問題点をチェックしておくと今後に生かせると思います。
2023年6月は昨年に比べると暑くないです。というより涼しいくらいの天候で曇りの日が多い気がします。
そのため、昨年より育ちのスピードが悪い傾向です。また写真を見てわかる通り、今年は害虫が多いです。
これでも下準備の際に薬をまいているのですが、それ以上に害虫が畑にいる状況です。
発芽した葉っぱがたくさんかじられていたら早めに追加で薬をまいたりして対策をするべきでしょう。
以上、発芽した落花生の葉っぱが黄緑色だけど病気なのか?でした。
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