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おおまさりネオとは?おいしいのか?千葉県産落花生についてプロが解説!

2021/09/03
おおまさりネオとは?おいしいのか?千葉県産落花生についてプロが解説!
おおまさりネオとは?おいしいのか?千葉県産落花生についてプロが解説!

 

千葉県産落花生の「おおまさりネオ」

既存の「おおまさり」のパワーアップさせた品種!

2021年秋頃から千葉県のピーナッツ屋などから製品が流通予定。

 

大きい粒で甘くておいしいゆで豆用落花生「おおまさり」の改良品種「おおまさりネオ」とは何か?

落花生の本場、千葉県八街(やちまた)市の落花生屋が解説いたします。

 

※記載した情報は2021年7月までに集めたデータを元に書いております。

普及し始めると、その土地の環境などによってデータとは変わってきます。

また、実際に落花生屋の当店で得られた情報なども今後追加していければと思います。

ご参考程度にご覧ください。

 

 

 

記事の信ぴょう性・筆者について

「石井進商店」(いしいすすむしょうてん)

・1955年創業したピーナッツ専門店。

・落花生の名産地!千葉県八街(やちまた)市で65年以上落花生を販売中!

・落花生に関する情報を長年の経験と知識から発信しています。

 

参考記事・文献

落花生新品種「おおまさりネオ」の特徴と栽培方法

極大粒落花生「おおまさりネオ」長期的かつ安定的に栽培できる栽培方法

 

 

 

目次(もくじ)

1.おおまさりネオとは?

2.おおまさりとおおまさりネオ変わらない点

3.おおまさりとおおまさりネオ変わった点

4.おおまさりネオの製品販売予定はいつ?

5.おおまさりネオの種、千葉県の一般販売はいつ?

更新日2021年9月

 

 

 

おおまさりネオとは?
01

 

おおまさり2-2.jpg
 

千葉県産落花生の茹で豆用品種!大きい粒で甘さが特徴の品種!

「おおまさり」の栽培の短所などを改良した品種が「おおまさりネオ」!

※千葉県産落花生には焙煎して食べる「煎り豆用落花生」・ゆでて食べる「ゆで豆用落花生」の大きく2区分あります。

 

名称は「おおまさり」のまま!

落花生屋などの業者が区別するために「おおまさりネオ」と名付けましたが、

一般的な名称は「おおまさり」のままでございます。

ですので、お求めの際は、「おおまさり」で探していただいて問題ありません。

 

そして今後の栽培状況は、既存の「おおまさり」から「おおまさりネオ」に全て切り替えになります。

 

新品種ではありますが、既存のおおまさりのいい部分を継承しつつ、改良したという形なので…例をあげますと、車のマイナーチェンジ・モデルチェンジみたいなものと私は考えています。

 

「おおまさりネオ」は、農家様・生産者様にとって作りやすくなった品種でございます。

 

実際のところ、どこが変わり、どこが変わっていないのか?見ていきましょう。

 

 

 

 

おおまさりとおおまさりネオ変わらない点02

 

おおまさり1-2.jpg

 

1.甘くておいしい味わいを継続!


 

平成27年に行われたおおまさりネオとおおまさりの食味官能評価の結果をみてみると

平成27年おおまさりネオ食味..

表は、落花生新品種「おおまさりネオ」の特徴と栽培方法から引用

 

注1)回答者は29名で、標準品種を「郷の香」とし、標準品種を3とした時の評価値(1~5)の平均値を示した。
注2) 圧力鍋で加圧後15分間塩ゆで(塩分濃度2.0%)したものを冷凍し、食味評価前日に自然解凍して、むき実にしたものをサンプルとした。

 

 

事前データ評価:おおまさりネオは、おおまさりと変わらない味わいを維持している!

 

総合評価3.6ってあるとイマイチなのかな?と思いますが、そんなことは全然ありません!

 

総合評価3.4の「おおまさり」は、落花生好きからも好まれる甘くて大きい粒のゆで落花生用品種です。「おおまさり」を求めて買われる方もいるほどの甘さです。

 

ですので、甘さを求めている方には、ニーズに合った落花生と言えます。

 

硬さは多少ですが硬いという評価です。

別の品種を組み合わせたので硬くなった可能性もありますが、正直なところ収穫するタイミングと落花生屋などの加工のやり方によって柔らかさは変わります。

 

基本的には茹でた落花生は、とても柔らかい食感になり、ご高齢の歯が弱い方でも問題なく食べられるほどの柔らかさになります。

 

ですので、こちらはご参考程度という感じですね。

 

 

 

2.おおまさりネオになっても、ビックな粒の大きさも継続!


おおまさりのアピールポイントである大きい莢・大きい粒は「おおまさりネオ」になっても継続しているそうです。

 

ただ、おおまさりよりも多少小さいといった声も小耳にはさんでいるので、実際に普及してからどうなのか?がよくわかると思います。

個人的な見解ですが、莢・粒の大きさの違いはその土地の環境や作り手の努力によって変わる所が大きいので、そこまで大きさは変わらないと思います。

 

 

 

3.「おおまさりネオ」になっても、収穫量・製品率は同等くらい


生産者・農業的情報の点で「おおまさりネオ」をみていくと、落花生試験場の栽培データだと、既存の「おおまさり」と変わらないくらいの収穫量が期待できるそうです。

 

 

収穫した中から全てが製品になりません。選別して良いものにした際の「製品率」も同じくらいというデータがでているそうです。

 

 

こちらの収穫量・製品率に関しても、実際に普及してからどうなるかという感じですね。

事前情報ですと、切り替えをして収穫量が激減するという心配はなさそうです。

 

 

 

おおまさりとおおまさりネオ変わった点03

 

change.jpg

 

 

「おおまさり」から「おおまさりネオ」に移行する際に変わる点をご紹介いたします。

基本的に変わる点は、農家様・落花生屋など生産者側の点で変更になります

一般の方からすると、「ふーん、そうなんだ」程度で見て頂ければと思います。

栽培情報は興味がない方は→4.おおまさりネオの製品販売予定はいつ?へ飛んでください。

 

気になる方はぜひ読んでいってください。

変わる点は、「おおまさり」の生産でネックになっていた部分が改善されます

 

 

変更点1.一株ごとの大きさが既存の「おおまさり」よりもコンパクトに!


 

落花生 栽培茎写真640.jpg

 

一番のアピールポイントと言っても過言ではない!

生産者の中にはこれが原因で作るのをやめた方もいるくらい。

おおまさり栽培の一番ネックだった部分を改良したそうです!

 

既存の「おおまさり」を栽培して成長してくると、一株がばぁーッと!円状に分枝して広がってきます。

そのせいで手作業収穫をする場合、身体全体を使って引っこ抜かなくてはいけません。家庭菜園で少しやっている分には問題ないですが、専門に作っている農家様からすると50株・100株と数をこなしていくと骨が折れる作業です。

また、一株がとても広がるために機械を使用するのも難しかった・使用できなかったとよく聞きます。

 

 

今回の「おおまさりネオ」は一株がコンパクトに!

「おおまさりネオ」の一株の大きさは、まだ実物をみていないので何とも言えませんが、既存の千葉半立(チバハンダチ)種・中手豊・Qなっつといった千葉県産落花生品種の一株と同じくらいのスタンダードな大きさだと思われます。

 

以前のように、収穫期の「おおまさり」を引っこ抜くだけで精一杯…という状況が、通常サイズの株になるので、スポッと抜けるようになると思います。

 

 

 

変更点2.「おおまさりネオ」はコンパクトになったため、栽培マルチも一般規格でOKに!


 

マルチシート.jpg

 

落花生栽培で必須のマルチシート。

既存の「おおまさり」ですと、株がとても大きくなるため他の品種の落花生マルチでは対応が出来ませんでした。(一条マルチシートをおおまさり用に買わなくてはいけなかった)

今回の「おおまさりネオ」から一般の落花生マルチシートで対応が可能になるそうです!

千葉県産落花生栽培で一般的に用いられている9230規格のマルチ(2条、マルチ幅95センチ、株間30センチ、条間45センチ)で栽培が可能に!

 

今まで併用できないため、「おおまさり」のために一条マルチシートを買うのが嫌だった方も多かったはず。これからは併用して使用することが出来るので、マルチシートの費用が少し浮くと思います。

 

 

 

変更点3.「おおまさり」よりも白絹病、茎腐病に強い


落花生栽培の収量に関わってくる病気についても改善があるそうです。

 

白絹病(しらきぬびょう)

症状:落花生の茎が腐り始め、次第に枯れて死んでしまいます。枯れて黒褐色となった株の茎表面には多数の小黒点が生じます。

 

茎腐病(くきぐされびょう)

症状:落花生の茎などに白い糸のようなものが発生して、茎葉部が黄変してしおれ、生育不良や枯死に至ります。高温・多湿条件で発生しやすいです。

 

どちらの病気も発生した場合、その株をすみやかに抜いて燃やしたりして処分しなくていけません。

病気ですので、健康に成長している落花生の株にも蔓延する可能性があります。

 

また病気ですので、収穫後はしっかり農薬などをまいたりして対応して、しばらくはそのエリアは使用しないようにしなくてはいけません。

参照サイト:落花生栽培のポイント(病害防除とかん水のタイミング)


 

「おおまさりネオ」病気に強いというメリットの期待値

こういった病気に強い品種と言われておりますが、実際にどうなのかは普及から2.3年くらい経過してみないと分からないです

 

その理由は、平成に発表された「Qなっつ」という品種も病気に強いと言われておりましたが、ここ数年の天候の変化に対応できず、病気になっている農家様も多々見受けられ、他の品種とあまり変わらないかなという個人的な感想があるからです。

 

しかし、病気に強いということはいいことですので、この事前データが期待通りだと、農家様も農薬費用とかが浮くので嬉しいと思います。

 

 

 

「おおまさりネオ」まとめ

 

・一般的な名称は「おおまさり」という呼び方でOK!

 

・「おおまさり」の美味しさ・大きさ・風味など良い点は継承!

 

変更点は、生産者に嬉しい改良点!

 

「おおまさりネオ」は一株の大きさがコンパクトに!

→生産者が収穫しやすくなった!落花生マルチシートなども一般的なものでOKに!

 

「おおまさり」よりも白絹病、茎腐病に強い

 

 

「おおまさりネオ」総評

今までの「おおまさり」の栽培における欠点を改良した品種!

美味しさをそのままに、生産者がより作りやすくなった茹で落花生用、千葉県産落花生。

 

 

 

おおまさりネオの製品販売予定はいつ?04

 

製品の販売は、2021年9月中旬頃から出回ってくると思われます

おおまさりは、ゆで豆用の落花生ですので、「ゆで落花生」として普及予定です。

 

当店でも2021年9月中旬~下旬頃に

「ゆでピーナッツ おおまさり レトルトタイプ」として販売予定です。

→予定より早く出来て、9/1から販売開始しました!

ゆでピーナッツ おおまさり レトルトタイプ

 

ゆでピーナッツ おおまさり レトルトタイプ

 

 

 

2022年以降も当店では「ゆでピーナッツ おおまさり レトルトタイプ」として、販売を継続する予定です。興味がある方は是非チェックしてみてください。

 

 

 

そもそも「ゆで落花生」ってなに?どんなの販売しているのか?気になる方はこちらもチェックしてみてください。

 

 

 

おおまさりネオの種、千葉県の一般販売はいつ?05

 

2021年は特定の農家様・落花生屋など「おおまさりネオ」を作ることを許可された業者しか栽培をしてはいけないことになっています。

 

一般向けに販売するのは、早くて来年、2022年春頃になると思われます。

しかし、昨年は落花生が不作だった為、おおまさりネオの種も少ないのが現状です。

そのため、今年の収穫量が少ない場合は2023年に一般販売になる可能性も予想されます。

 

千葉県の一般の方が買える場所は、落花生の苗木・種を扱っている種屋さんで購入できます。

詳しくはお近くの種屋さんなどに入荷予定を聞いてみると良いでしょう。

 

 

以上が、おおまさりネオとは?おいしいのか?千葉県産落花生についてプロが解説!でした。

ご参考になった方はシェアボタンからシェアしていただけたら嬉しいです。

 

当店の千葉県産落花生商品など気になる方は↓に当店情報をまとめてあります。

ぜひチェックしてご来店・ご注文お待ちしております。

 

 

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