輸入ピーナッツと国産落花生でなぜ甘さに差があるのか?落花生屋が解説!
「輸入ピーナッツ」と「国産落花生」
両方食べたことがある方なら、一度は疑問に思ったことのある「落花生の甘さ」について落花生屋がズバリと解説します。
今まで輸入ピーナッツしか食べたことのない方は、
ぜひ国産落花生(千葉県産)を人生で一度は食べてみてください。
千葉県産落花生は、びっくりするぐらい「甘い味わい」でおいしいです。
・まず、日本に輸入されているピーナッツってどこ産なのか?
→日本に輸入されているピーナッツの輸入国ランキングトップ3をご紹介!
・なぜ?輸入ピーナッツと国産落花生の甘さに差があるのか?
→落花生屋がその理由を具体的に解説いたします。
・おすすめの千葉県産落花生を紹介!
→最後に千葉県産落花生を初めて食べてみたいと思っている方におすすめ落花生をご紹介して〆とさせていただきます。
記事の信ぴょう性・筆者について
「石井進商店」(いしいすすむしょうてん)
・1955年創業したピーナッツ専門店。
・落花生の名産地!千葉県八街(やちまた)市で65年以上落花生を販売中!
・落花生に関する情報を長年の経験と知識から発信しています。
日本に輸入されているピーナッツってどこ産なの?01
日本で販売されている約90%が輸入ピーナッツになります。
90%以上も輸入しているピーナッツがどこ産なのか?皆さんは知っていますか?
この章では、表とグラフを使って分かりやすく、
日本の輸入ピーナッツランキングトップ3をご紹介します。
1.調製した落花生
2.炒った落花生
の2種類に分けてランキングを見ていきます。
・ピーナッツ輸入国ランキングトップ3(調製した落花生)
落花生(調製したもの) | 国 | 輸入量(kg) |
1位 | 中国 | 47,148,513 |
2位 | アメリカ合衆国 | 780,413 |
3位 | ベトナム | 30,513 |
グラフやデータをみていただくと分かる通り、調製した落花生は圧倒的に「中国産」が多いことが分かります。次にアメリカ産・3位にベトナムとなります。
中国はピーナッツの生産量世界一の国
中国は落花生生産量が2019年のデータで世界一の国です。
日本はその年は67位とだいぶトップと差がついているのがわかります。
出典:世界の落花生 生産量 国別ランキング・推移
加工品のピーナッツでは中国産ピーナッツが圧倒的でしたが、炒ったピーナッツではどうなっているでしょうか?
・ピーナッツ輸入国ランキングトップ3(炒った落花生)
落花生(炒ったもの) | 国 | 輸入量(kg) |
1位 | 中国 | 7,670,056 |
2位 | アメリカ合衆国 | 27,990 |
3位 | アルゼンチン | 2,857 |
炒った落花生の部門でも「中国産ピーナッツ」が圧倒的な一位。
次に「アメリカ産」3位にアルゼンチンと続きます。
この表とデータを見る限り、日本人が食べたことがある殻が付いている落花生=いりざや落花生を買った場合、輸入ピーナッツだったら9割方「中国産」ということが分かります。
・日本で流通している落花生の約90%が「輸入ピーナッツ」!
→ほとんどの人が国産落花生を食べたことはない!
・その輸入ピーナッツの輸入元は圧倒的に「中国産ピーナッツ」!!
→その次に多いのが「アメリカ産ピーナッツ」
つまり、日本人が食べたことがある輸入ピーナッツのほとんどが「中国産ピーナッツ」ということである。
NEXT:なぜ輸入ピーナッツと国産落花生で甘さの差が出るのか?
なぜ?輸入ピーナッツと国産落花生で甘さに差があるのか?02
今回のメインテーマ「なぜ輸入ピーナッツと国産落花生で甘さの差があるのか?」について解説していきます。
輸入・国産ピーナッツどちらの方が甘いかについて
「圧倒的に国産落花生(千葉県産落花生)が甘いです」
輸入ピーナッツに関して
日本では「中国産」が多いのでそこを主軸にお話をしていきます。
国産落花生について
国産落花生のシェア80%以上を誇り、全国1位の千葉県産落花生を元に解説しています。
※これは筆者が考える「甘さの差」でありますので、全ての落花生屋の意見ではありませんのでそれを念頭に置いてご覧ください。では、理由を見ていきましょう!
理由①:ピーナッツの生産環境・農業レベルの差
ピーナッツの甘さの差が出る一つ目の理由として、生産環境・農業レベルの差と考えます。
理由②:「船」による長時間の輸送
輸入ピーナッツの大半は「船」による長時間の輸送がメインになります。
そこにピーナッツの甘さが低下する原因があります。
それは「酸化」です。
酸化は時間が経つにつれて大きくなりますので、この長時間の船旅でピーナッツの酸化が進み、ピーナッツのおいしさが低下することに繋がります。
なので、仮に中国やアメリカで出荷される前のピーナッツがとてもおいしい状態だったとしても、同じことが言えます。
また、国産の千葉県産落花生の場合、この長時間の船旅による酸化ということが国内で販売する場合起きにくいですので、そこで甘さの差が生まれてしまいます。
理由③:ニーズの違い
これは各国の習慣の差ですが、
日本と違い、諸外国でのピーナッツの食べ方は生活の必需品クラスで利用されています。
しかしそこに「甘さを重視していない」ことが多いので日本人とニーズ(需要や目的)が違います。
※最近では日本の落花生の甘さを知った外国人が少しずつ増えていますが、まだ認知度は低いです。
パンに塗って食べる「ピーナッツバター」
砕いて料理などに使用する「クラッシュピーナッツ」
お酒のつまみ「バターピーナッツ」
ご紹介した食べ物を見て分かる通り、外国では基本的に、加工品のピーナッツ(殻が付いていない落花生)を食べています。甘さが足りなければ別のところでカバーしたりと、色んな加工や調理をしているので落花生の素材の甘さを気にして食べている人は少数です。
チェックポイント!
1.ピーナッツの甘さを重視しなくても、諸外国では十分にピーナッツの需要がある。
2.甘さにこだわらない分、安いコストで販売が出来る。
3.外国のピーナッツ業者は「甘くて高品質のピーナッツ」を作る必要性が現状はあまりないということです。
一方、日本では焙煎した落花生が主流です。
いりざや落花生・素煎り落花生・味付(あじつけ)落花生など焙煎した落花生が特に人気です。
また「ゆで落花生」も人気です。
他にもバターピーナッツや豆菓子・パンに塗るピーナッツバターなど幅広く食べられています。
1.生産環境・農業レベルの差
→収穫量は圧倒的に輸入ピーナッツが多いが、落花生の甘みは別。
生産する環境の適正度、落花生の甘みを引き出す生産者の技術力は、日本人はトップレベル!
2.輸送手段「船」による長時間の輸送
長時間の船旅で、落花生の鮮度が低下してしまうため、現状は難しい。
3.海外と日本とのニーズの違い
海外と日本ではピーナッツの食べるスタイルが異なり、海外では加工品のピーナッツが多く、「落花生の素材の甘さ」を重視していない人が多い。
ここまで読んで、
「なるほどなーだから輸入ピーナッツと国産落花生で甘さの差があるんだな」と思った方もいると思います。
また「そもそも千葉県産落花生の甘さを知らない!!」という方もいると思うので、次におすすめの落花生をご紹介します。
おすすめの千葉県産落花生をご紹介!03
商品をご紹介する前に、落花生屋が考えるおいしい落花生を選ぶポイントをご紹介!
1.千葉県産落花生の中でも「八街産落花生」はおすすめ!
・千葉県産落花生にも、おいしさに差があります。
その中でも「地域ブランド」になっている「やちまた産落花生」は比較的おいしい落花生を味わうことが出来ますのでおすすめです!
2.初めて買うなら最高級ブランド「千葉半立(チバハンダチ)」種を買うべき!
・千葉県産落花生にも何種類か品種がありますが、
その中でもおすすめは「千葉半立(チバハンダチ)」
・焙煎した落花生の中で「一番の甘さ」を誇ります。
買って良かったと思える品種ですので、落花生を買う際にチェックしてみてください。
・ただ、最高級ブランドなので、落花生商品の中では多少値が張りますが、その分おいしい落花生を味わえます。
3.そのお店のこだわりを知る!
落花生屋はそのお店ごとにどこをこだわっているかが違います。
そのお店のHPなどがあったらチェックしてみると良いでしょう。
これから紹介する商品は「八街産落花生」かつ「千葉半立(チバハンダチ)」を使用した商品です。
また、当店のこだわりも一部ですがご紹介します。
当店のこだわりポイント
1.千葉県八街産落花生を使用!
2.落花生にとことんこだわっています。
3.当店の落花生が甘い理由
4.直売価格でお得!まとめ買いでさらにお得に!
最後に紹介する商品はご来店・通販・電話・FAXでご購入可能でございます。
この記事で興味がある方は、ぜひ最後の当店情報もチェックしてみてください。
では当店売上ランキングトップ3の商品をご紹介して〆に致します。
売上NO.1!いりざや落花生 チバハンダチ
パッケージ写真
チェックポイント!
売上NO1商品!定番商品!
はじめて千葉県産落花生を買うなら「いりざや落花生 チバハンダチ」!
焙煎した商品でございます。
落花生屋の看板商品であり、そのお店の実力が分かる商品!
お店によって味わいが違いますので、そのお店ごとのオリジナル商品です。
当店では「甘みの強い」千葉半立を味わうことが可能です。
売上NO.2!味付(あじつけ)落花生
イチオシポイント!
サッと塩水で付けることで潜在的な旨味(甘み)成分がグッと引き出された焙煎商品。
最近は、健康・美容ブームで渋皮(しぶかわ)ごと食べるために購入する方が急増中!
いりざや落花生の殻を割るのが面倒くさい方はこちらがおすすめ!
当店の売上NO.2なので、自信をもっておススメいたします。
当店ではチバハンダチ種を使用しております。
健康・美容効果の一部ご紹介!
売上NO.3!バターピーナッツ!!
当店オリジナル商品!
バターピーナッツは当店では大粒・中粒・小粒の3種類のバターピーナッツをご用意!
今回はその中でも口コミ人気で大ブレイク中の「小粒バタピー」をご紹介!
商品パッケージ
イチオシポイント!
植物性油で揚げて塩をまぶしたバタピー。
千葉県産落花生の甘さとマッチして「あまじょっぱい味わい」で人気の定番商品です。
バターピーナッツは千葉県では3種類あります。違いは粒の大きさです。
食感や味わいが変わってきます。詳しくは↑の比較画像をご覧ください。
当店では、大粒バタピーは現在「Qなっつ」を使用したものになっております。
他の中粒・小粒は「チバハンダチ」を使用しております。
どれも美味しいですが、最近は小粒バタピーのカリカリした食感が口コミ人気でとても売れています。
他にも落花生商品を見たい方はこちらをご覧ください。
以上が、輸入ピーナッツと国産落花生でなぜ甘さに差があるのか?落花生屋が解説!でした。
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