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【創業70年以上の専門店が解説】2025年の千葉県産落花生が「少ない」3つの理由(猛暑・秋雨・作付け)|150周年に向けた買い方

2026/02/01
【創業70年以上の専門店が解説】2025年の千葉県産落花生が「少ない」3つの理由(猛暑・秋雨・作付け)|150周年に向けた買い方

【創業70年以上の専門店が解説】2025年の千葉県産落花生が「少ない」3つの理由(猛暑・秋雨・作付け)|150周年に向けた買い方も

千葉県産落花生(ピーナッツ)のイメージ写真

千葉県落花生導入150周年の話題が出る一方で、2025年は「そもそも落花生が少ない気がする」「今年、買えるの?」と不安な声も増えています。

千葉県八街市で1955年創業以来、落花生を見続けてきた専門店として、仕入れの現場で感じる“今年の供給のリアル”をお伝えします。この記事では、2025年に不作と言われた背景を3つに整理し、150周年の年に向けての応援方法や、行政にお願いしたい支援案までまとめます。

この記事でわかること

  • 2025年に「不作感」が出た3つの理由(猛暑/収穫期の天候/作付けの動き)
  • 2026年(150周年の年)に向けた“買い方”のコツ
  • 産地が続くために、行政へお願いしたい支援案
  • 現場の声(品種差・相場感)と、落花生を作ってくださる農家様募集について

※地域・圃場で差が出るテーマのため、断定は避け、当店の現場感と公的資料の方向性をセットで解説します。

2025年の「不作感」はなぜ起きた?

千葉県産落花生の不作が気になるイメージ(疑問)

結論から言うと、2025年は「単純に不作」と断言できる一言よりも、“作柄のブレが大きく、出せる量・品質に差が出やすい年だった”という見方が現場感に近いです。

現場の声:品種で“体感”が分かれました

同じ千葉県産でも、2025年は「品種」「畑の条件(散水の有無など)」「局地的な雨の降り方」で差が出やすかった印象です。特に、当店の仕入れ現場では次のような声が多く聞かれました。

  • Qなっつ:比較的“取れた”という声が多め
  • 千葉半立(チバハンダチ):収穫量・品質ともに「厳しい年だった」という声が目立つ
  • 他の品種(おおまさりや中手豊など)は、例年よりも良い品質のものが少なめ

※あくまで当店が見聞きした範囲の現場感です。地域差・圃場差はあります。

Qなっつは豊作寄りの収量(当店の肌感覚)

いりざや落花生 Qなっつ(千葉県産)のイメージ

Qなっつは当店の肌感覚だと、豊作気味の農家様が多かったかなと感じました。夏の雨の降り方のタイミングなどがちょうどよく重なったのが、功を奏したのかもしれません。

千葉半立(チバハンダチ)はここ5年で一番厳しい年という声が多い

いりざや落花生 千葉半立(千葉県産)のイメージ

一方で、特に一番人気の品種「千葉半立(チバハンダチ)」は、収穫量が思わしくない農家様が多く、全体的に厳しかったと感じています。八街市の落花生屋同士でも「今年は千葉半立が少ない」という話が多く、仕入れの現場でも“いいものが限られる”体感がありました。

相場について(現場での見え方)

不作気味の年は、品質のよい原料ほど動きが早く、相場も上がりやすい傾向があります。2025年産の動きとして、当店が把握する範囲では、新聞相場で土ざやで中手豊が1kgあたり約600円千葉半立が1kgあたり約700〜765円あたりの水準感で2026年も相場が安定しているように見えます。

※相場は時期・等級・水分・選別状態・荷姿などで変動します。ここでは「2025年産の動きとして見える範囲の目安」として記載しています。

千葉県の生育情報でも、平均気温が平年を上回る期間が長かったこと、時期によって降水の偏りがあったこと、そして一部ほ場で病害や干ばつ影響が見られたことが示されています。

ここがポイント

不作気味の年は、流通側で“必要量を確保できる店・できない店”の差が出やすくなります。

2025年に不作と言われた3つの理由

理由①:7〜8月の猛暑・天候の急変で、生育が追いつかない

夏場の落花生畑で行う散水作業のイメージ

高温+乾燥/雨のあと急に照り返す…が重なると、畑は一気に難しくなります。

2025年は、夏場の極端な暑さに加えて、雨の降り方が“まとまる・偏る”ような感覚がありました。高温・少雨で畑が乾けば生育が追いつきにくく、逆に雨の直後に強い日差しが続くと、蒸れや病気のリスクが上がります。

現場の声として取引をしているベテラン農家様などの話をまとめると、やはり2025年は異常すぎるほど猛暑で、落花生だけでなく他の野菜も育ちが悪かった傾向があったと言われました。

猛暑で生育が弱った落花生畑のイメージ(乾燥・高温の影響)

特に井戸を引いていたり、散水施設がない畑は生育が厳しく、夏時点で落花生が枯れてきていたところが千葉県内でも見られました。個人的には、年々暑くなってきているこの環境だと、これからの夏は散水できない畑での落花生栽培はより難しくなるだろうなと感じています。

公的資料でも、令和7年(2025年)の落花生生育情報で、今後高温が続く予報のもとで病害が発生しやすくなるため、ほ場確認と早期防除を促す記載があります。

参考:千葉県「令和7年『落花生』生育情報(第1報)」


理由②:収穫期(秋)の天候で、腐敗・選別ロスが増えやすい

収穫後の落花生を地干しする乾燥作業のイメージ

落花生は「掘って終わり」ではなく、その後の乾燥・調整が品質を決めます。

落花生は収穫して終わりではなく、その後の乾燥・調整が品質に直結します。収穫期に雨が重なると、乾かす工程が難しくなり、腐敗やカビ、選別ロスが増えやすいのが現実です。

今年は異常な年で本来なら10月下旬頃に落花生の新豆が出始めるのに、秋の長雨の影響で千葉県で落花生がほぼ流通していませんでした。また冷たい長雨に打たれ続けていた収穫前の落花生がどんどん品質が低下して、腐ってしまうものも出てきていました。

千葉県の生育情報(第4報)でも、9月上中旬の雨で収穫作業の遅れや、地干しによる乾燥への影響があった旨が記載され、カビ等による品質低下への注意喚起がされています。

※ここは地域・圃場差が出やすいので、「当店が見聞きする範囲では、収穫期の降雨が重なった年はロスが増えやすい」と“現場ヒアリング”として書くのが誠実です。

参考:千葉県「令和7年『落花生』生育情報(第4報)」


理由③:作付けの動き(他作物へ)で、相対的に落花生が減る可能性

掘りたての落花生(収穫直後)のイメージ

落花生は“人手が要る作物”。他作物が高値だと、畑や人が動きます。

もう一つ見逃せないのが、作付けの動きです。前年に高値だった作物や、手間に対して収益が見込みやすい作物へ、人手や畑が流れることは珍しくありません。

ここは統計の断定が難しいため、記事では現場の声の一例として記載させていただきます。実際、私たちの仕入れ現場でも、2025年の千葉県八街市では、2024年度が野菜フィーバーで、特にニンジンの売値が今までで見たことないくらい高かったこともあり、たくさんの方がニンジンにシフトチェンジしていました。しかし2025年は平均か、人によっては安値の方が多いという話も聞きました。

ただ落花生も生産量が少ない&不作気味だったことで、2025年も相場がよく、結果として「落花生を作ってよかった」という農家様の声もあります。千葉県落花生はここ5年以上安定していい相場になっている為、2026年も相場は現場からすると、安定していい売値になりそうだと推測しております。ぜひ作り手が増えてほしいですね。

当店からのお願い:落花生を売ってください(農家様募集)

千葉県産落花生を作ってみようと思っている農家様へ

千葉県八街市で落花生屋を営んでいる「石井進商店」では、より多くのお客様へ千葉県産落花生をお届けするため、落花生を作ってくださる農家様を探しています。

千葉県八街市だけでなく、周辺地域(千葉市・土気・東金・佐倉・大網など)の落花生農家様の落花生も買わせていただいております。「今年から落花生を作ってみたい」「販路を探している」という方がいましたら、ぜひ一度お声掛けください。

落花生の選別作業(品質チェック)のイメージ

当店にご相談いただくメリット(現場目線)

  • 産地・品質を見続けてきた立場から、等級・乾燥・選別の“コツ”を共有できます
  • 販売先が決まることで、作付けの判断がしやすくなります
  • 「今年から始めたいが、種がない」という方向けに、当店が厳選した種を(当店へ販売していただく条件で)お安く提供しています
  • 収穫で利用する南京袋(麻袋)や針金の提供・落花生の脱粒機の貸出も行っております。

※条件やタイミングは品種・数量などで変わります。まずはお電話で状況を教えてください。

落花生の種まき時期は4月下旬〜5月頃なので、2月〜3月頃には種のご用意ができています。興味がある方は、石井進商店(043-445-2832)に「今年から落花生を作って当店に売りたい」旨を当店従業員にお伝えください。担当の者がご対応いたします。

農家様のご相談はこちら(お電話でOK)

電話で相談する:043-445-2832

当店に直接来てお話をしてみたい方は、アクセスからご来店ください。

はじめて作ってみるのにおすすめなのは千葉半立(チバハンダチ)です。理由は相場が安定して高く・需要が高い・病気などに強いからです。

千葉半立(チバハンダチ)の特徴説明イメージ(風味・需要・相場の安定)

150周年の年に「買えるの?」見通しと買い方

殻付き(から煎り)落花生 千葉半立 通常サイズのイメージ

150周年の年(2026年)は盛り上がる一方で、「欲しい時に買えるか」が不安材料になりがちです。そこで、買い方としては次の3つを意識すると失敗しにくいです。

  • 早めに“定番”を確保:贈答や手土産予定がある方は、ピーク直前より余裕を持って。
  • 品種・形状で選択肢を広げる:殻付き/味付き/素煎り/バタピーなど、用途で分けると見つけやすい。
  • 産地・焙煎の情報が明確な店を選ぶ:品質は「原料×加工」で差が出ます。

当店では、2026年いつでもおいしい千葉県落花生を提供可能です!

この記事を執筆している当店では、2026年もお客様にできるだけ安心してお買い物いただけるよう、すでに次の新豆までの原料確保は完了しており、また品質管理に力を入れているため、ご安心してご来店・ご注文頂ければと思います。150周年の年は“話題先行”になりやすいからこそ、産地情報が明確なところで選ぶのが安心です。

特に当店で販売している「千葉県八街産落花生」は、落花生の中で唯一の地域ブランドでございます。

千葉県八街産落花生説明画像

また、千葉県の生育情報(第4報)には、平均気温が平年を上回る期間が長かったことや、干ばつ影響を受けやすい条件のほ場で土壌乾燥により少なくなったことなど、年による差が出やすい要因がまとめられています。こういう年ほど、流通側の確保状況に差が出やすいのが実情です。

千葉県落花生のおすすめ商品はこちら

千葉県産落花生おすすめ15選(用途別に厳選)を見る

150周年の年にできる“応援”の方法

「不作かも」と聞くと、買う側も不安になります。でも、産地が続くためには“応援のされ方”が大事です。できる範囲で、次のような応援が現場には効きます。

  • 千葉県産を選ぶ:まずは産地の需要を落とさないこと。
  • 贈り物に使う:手土産・季節ギフトに組み込むと、安定した需要につながります。
  • 記事や店の発信をシェア:産地の現状を“正しく伝える”ことも応援になります。

150周年の起点記事(セットで読むと理解が深まります)

千葉県落花生導入150周年とは?(解説記事)を見る

産地が続くために:行政へお願いしたい3つの支援案

千葉県と特に八街市にお願いしたい支援策を個人的に書かせていただきました。

提案①:種代への支援(入口のハードルを下げる)

生落花生(生ピーナッツ)のイメージ(種・原料のイメージ)

“まず種が高い”が理由で作れないなら、最初の一歩を軽くするのが効きます。

落花生は「始める前」にコストが出やすい作物です。種代の負担が大きい年ほど、新規や規模維持が難しくなります。入口支援は、産地の裾野を守る意味でも現実的です。

提案②:機械・肥料・薬剤などの支援(収穫期に必要な投資を守る)

落花生の脱粒機(作業効率化の設備)のイメージ

収穫期に必要な投資が後回しになると、翌年以降も苦しくなります。

年々高くなる肥料代などで、落花生に入れる肥料を少なくしている方・害虫対策ができない方が増えています。ただ肥料がしっかり入っていない落花生は、実ができないことが多く収量も減り、負のスパイラルに入ります。

また専用の機械も貸し出しなどを行っておりますが、新しい落花生の機械導入のハードルが高いのも現状です。「使える制度はあるが、現場が使いやすい形になっていない」というケースも多いので、“落花生産地向け”に実装しやすい支援設計があると助かります。

提案③:収穫量に応じた支援(不作年でも続けられる安心設計)

落花生栽培の畑の様子(生育期)のイメージ

「不作だと赤字が怖い」問題に、継続の安心をつくるイメージです。

不作年は収穫量が減るだけでなく、選別ロスや乾燥コストが増える場合もあります。「続ける」インセンティブが弱いと、翌年以降の作付けにも影響が出ます。収穫量や継続年数など“頑張りが見える指標”に連動した支援は、現場の納得感を得やすいです。

手続き簡素化(マイナンバー×口座)でスムーズな支援金受け取り方の整備を

手続き簡素化については、国にはすでに「公金受取口座登録制度」があり、給付金等の受取手続きの際に、申請書への口座情報の記載や通帳の写し等の添付が不要になり得る仕組みがあります。もし産地支援を行う場合も、既存の仕組みを活用できれば、事務負担を抑えながらスピーディーな支援につながる可能性があります。

※個人情報の扱いが絡む案(名簿作成等)は、記事内では“可能性の一案”に留めるのが安全です。

よくある質問

Q. 「2025年は不作」って断言していいの?

A. 地域・圃場で差が出るため、「全域で不作」と断言するのは避けるのが誠実です。公的資料でも“調査地点の状況であり県内全域の収量を保証しない”旨が明記されています。この記事では、現場感と公的資料の方向性を合わせて説明しています。

Q. 150周年の年に、買いにくくなる?

A. 「必ず買いにくくなる」とは言えませんが、年によって供給のブレが大きいと、確保状況に店ごとの差が出やすいです。ギフト用途の方は、余裕を持った時期に定番を確保するのがおすすめです。

Q. どの記事を一緒に読むと理解が早い?

A. 150周年の背景理解→購入の受け皿→実績根拠、の順で読むとスムーズです(下に関連記事リンクをまとめています)。

まとめ

  • 2025年の「不作感」は、猛暑・収穫期の天候・作付けの動きが重なり、供給のブレが出やすかった可能性がある
  • 特に千葉半立は「厳しい年だった」という声が多く、品種・圃場で体感差が出た
  • 150周年の年は盛り上がる一方、必要量は“早め確保+用途で選択肢を広げる”が安全
  • 産地が続くために、入口支援(種)/投資支援(機械等)/継続支援(不作年の安心)を提案として整理できる
  • 当店では落花生農家様を募集しています。作ってみたい方・販路を探している方はご相談ください

用途別に探したい方はこちら

千葉県産落花生おすすめ15選(用途別)へ


千葉県八街産落花生専門店・石井進商店について

落花生の本場・千葉県八街市で、1955年創業以来、70年以上続く落花生専門店「石井進商店」です。産地の状況を見ながら、香り・甘み・コクにこだわった落花生商品をお届けしています。

店名:落花生問屋石井進商店
住所:千葉県八街市山田台708-2(〒289-1124)
電話番号:043-445-2832
営業時間:10:00〜16:30
定休日:月曜日

石井進商店の落花生へのこだわり

石井進商店の強み 千葉県八街産落花生専門店

当店では、千葉県八街産落花生の中でも特に品質にこだわった厳選落花生のみを商品化しています。

八街産落花生 品質へのこだわり 千葉県八街産落花生 産地紹介

千葉県産落花生は様々なシーンで人気!

贈答用・お土産・ご家庭用など、幅広いシーンでご利用いただいております。

落花生のギフトシーン 千葉県産落花生ギフト
 

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当店は、八街産落花生ブランド商標の使用を認められている店舗です。安心してお買い求めください。

八街産落花生 ブランド認定証 石井進商店
 

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石井進商店|いしいすすむしょうてん

1955年創業のピーナッツ専門店

千葉県の落花生の名産地である

八街(やちまた)市で70年以上落花生を販売中!

高品質・お手頃価格・ボリューム満点の内容量のコスパの良い落花生を提供してます。

→ご来店・通販・電話・FAXでご購入が可能です。

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