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落花生のプロが実践している畑作りの方法教えます!(肥料前編)

2020/04/29
肥料

落花生のプロが実践している畑作りの方法教えます!(肥料前編)


 

ご覧いただきありがとうございます。千葉県にある創業60年以上の落花生専門店の「石井進商店」でございます。

 

 

今回のテーマ

落花生を作る上で非常に大事である畑づくりの基本の肥料(ひりょう)についてご説明します

 

 

 

読んでためになる方

らっかせい作り初心者の方

落花生を作っているがイマイチうまくいかない農家様

もっと収穫量や良い落花生を作りたいと考えている方

家庭菜園で少し作っている方など、落花生栽培をしている方

☑落花生の肥料ってなにを入れればいいの?

におすすめの記事にしております。

 

 

 

・落花生専門店が落花生を栽培するために、どうやって畑を作っているのか?ご参考にしていただければなと思います

このやり方が必ずしも正しいとは限りません

落花生の本場、千葉県八街(やちまた)市の当店の畑ではこういった風にやるとうまく作れるといった一例としてご紹介いたします。ご自身の畑に合ったやり方をこの記事を参考にしながら模索して頂ければさらに良いピーナッツを作れると思います。

 

 

石井進商店で落花生を栽培している理由は、農家様に販売した種を当店でもまいてみて、しっかりと発芽するかどうかを確認する試験栽培となっております

 

 

 

仮に農家様で、うまく落花生が発芽しなかったという時に、当店の落花生が発芽していた場合、どういった違いがあったか原因究明がすぐにできるためです。

 

 

 

内容が思った以上に多くなってしまったので、畑づくり前編・後編に分けて書いていきます。今回は前編となります。

 

https://yachimata-rakkasei.com/blog/20190422-1088/

 

目次(もくじ) 最終更新2020年4月末

 

前編では

1.落花生で使用した肥料

2.肥料のまき方・分量について

3.落花生を作るのに、絶対にまいてはいけない肥料とは?

 

の3本立てで書いていきます。

 

 

 

肥料をまいた時期は、4月下旬頃になります


落花生栽培で使用した肥料


 

使用する肥料をご紹介します。それぞれの肥料の効果などは後ほど説明します。

 

 

※肥料は石井進商店では扱っておりません。

お近くの肥料店・市販のホームセンターまたは通販サイト等でお求めください

 

 

1.落花生専用肥料(らっかせいせんようひりょう)

落花生

写真1 落花生専用肥料

 

 

2.苦土石灰(くどせっかい)

落花生

写真2 苦土石灰

 

 

当店のオリジナルの肥料(有機肥料)

落花生

写真3 石井進商店オリジナル有機肥料

 

写真は、イメージ写真になります。オリジナル肥料については、後編にて作り方をお伝えしますのでそちらをご覧ください。

 

 

 

石井進商店では、落花生の種まきをする前段階で、この3種類の肥料をまいて良い落花生を毎年安定して作ることが出来ております。

 

 

 

種まき後に違う肥料もまきますが、今回は畑づくりの段階なので書いておりません。

 

 

 

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肥料のまき方・分量について


 

前提条件

肥料をまくまえに、落花生を栽培する箇所を、機械など専用の道具で畑を柔らかく耕してください

畑を持っている人なら当たり前のことですがいろんな方がこちらの記事を見て頂いているので、念のために書いております。

 

 

 

肥料の分量なんですが、正直言いますと農家様によってまく肥料は全く違います。

落花生の肥料の基本的な分量については、千葉県の落花生研究センターの「落花生栽培の手引」をから引用させてもらいます。

 

 


苦土石灰を、土壌 pH が6.0~6.5になるように施用する。

元肥を原則とし、施肥量は、10a当たり窒素3kg、リン酸10kg、加里(カリ)10kg を目安 とするが、土壌の肥沃度、前作などにより加減する。」落花生栽培の手引より引用


何を言っているのかさっぱり分からないという方もいると思うのですが、当店が実際にやった方法を組み合わせながら教えていきます。

 

 

 

「苦土石灰を、土壌 pH が6.0~6.5になるように施用する。」

まずは、この部分について簡単に解説します。

 

 

苦土石灰(くどせっかい)を使用する理由

畑を中和させる役割を持っています。

 

 

土壌 pHとは?

理科の実験でリトマス試験紙でアルカリ性・酸性を判別したことがあると思いますが、畑にもアルカリ性・酸性の畑というものが存在します。

 

 

畑というのは野菜などの作物を栽培して終わると、酸性(さんせい)の畑になってしまいます。酸性の状態の畑では、いい落花生を作ることはできません

 

 

良い落花生を作るには、その酸性の畑を中和(ちゅうわ)しなくてはいけません。そこで活躍するのが、アルカリ性の苦土石灰という肥料を使うというわけです。

苦土石灰(くどせっかい)をまくことにより、酸性だった畑が、中和されていい落花生を作る畑に変化します

 

 

畑によっては苦土石灰ではない方がいい場合も!

→石井進商店の畑では苦土石灰が効果がありましたが、畑によってはあまり効果がない畑もあります。その場合は消石灰(しょうせっかい)を使用しましょう!

効果は苦土石灰と似た感じになります。効果があったなと思う方を使用してください。

 

 

畑の属性を調べる農業道具

農業道具として、リトマス試験紙のように酸性の畑orアルカリ性の畑か調べる機械があります。数値でみてちゃんと酸性の畑から中和されているか見て確認したい方はお近くの農業道具を販売しているお店でご購入してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

苦土石灰のまきかた(石井進商店の場合)

当店は、だいたい20m×30mの範囲で、落花生の試験栽培をしていますが、20kの苦土石灰のうち、半分くらい(10kg)を手作業でまきました。

農家様であればトラクター等を使用して、まいたりするとよいでしょう。

 

 

落花生をまく前に他の作物でだいぶ畑を酷使させた場合はもっと多くやってもいいと思います。

当店の畑は落花生を収穫した後は、冬の間は何も栽培せずに畑を休ませている状態なので畑に活力が残っている状態でもあります。

 

 

ポイントとしては肥料をケチらない事です。当店は試験栽培だから多くやっていると思われがちなのですが、ベテランのいい落花生を作る農家様は肥料を惜しみません。なぜならその見返りがしっかりと収穫量に比例しているからです

 

 

 

肥料をケチる人は本当に多いのですが、ケチったらその分落花生のグレードは下がって当たり前ですので、ご判断はご自身にお任せいたします。

 

 

 

これで畑の最初の土台となる部分が完成しました。次は畑の栄養となる肥料をまいていきます

 

 

 

「元肥を原則とし、施肥量は、10a当たり窒素3kg、リン酸10kg、加里10kg を目安 とするが、土壌の肥沃度、前作などにより加減する。」について解説します。

 

 

 

そもそも10a(アール)ってどのくらいの広さよ?という方

1a(アール)=10m×10m=100㎡の範囲 と考えてください。

よって、10a=100m×100m=1000㎡ となります。

その範囲で窒素3kg、リン酸10kg、加里(かり)10kg を目安とする。

 

 

この成分を含んでいるのが、落花生専用肥料となります。

落花生

 

落花生専用肥料

窒素(ちっそ)・リン酸・加里(カリ)が、程よくブレンドされた落花生を育てるための肥料になります。

 

 

まく量に関して

肥料を販売している業者に直接相談するのが手っ取り早いです。

はじめて落花生専用肥料をまくときは、自分の畑はどのくらいの範囲があるのか計算して購入するとよいです。

また肥料の分量が肥料袋に書いてありますのでそれを参考にまけばいいと思います。

 

 

石井進商店のまきかた

当店の場合、長年同じことをやっているのと、肥料をまく範囲が決まっているので、大体の量を目分量でまいています。

 

 

肥料をまく時の注意点

目安として窒素(ちっそ)が3kgになるように書いてあるので、たくさん落花生専用肥料を入れすぎるのはNGです。

なぜ窒素を多く入れてはいけないのか?それは次の章で説明します。

 

 

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なぜ、窒素(ちっそ)を多くしてはいけないのか

窒素の役割は、落花生の葉っぱや茎の部分を成長させると言われています

しかし、窒素を適量以上入れてしまうと、葉っぱや茎だけが大きくなり、肝心の落花生の粒が大きくならない・できないという現象が起きます

 

 

 

そういった現象を、木だけが大きくなってしまう様子から、木ボケしてしまうとよくいいます。

 

 

 

その原理を知らない人が窒素を多くして落花生を作った場合

「おお!立派に葉っぱや茎が成長しているから、収穫の時は大量だな!」と喜んでいたら、収穫時は全然取れなかったという人は数多くいます。ですので、いい落花生を作りたい方は、窒素を少なめにしてください

 

 

 

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落花生に絶対に使ってはいけない肥料とは?


 

 

それは、鶏糞(けいふん)です。鳥のフンを利用した肥料のことです。

この肥料を使ってしまったら、その年はもれなくいい落花生ができないですし、さらにその年から2~3年くらいはその鶏ふんの影響で、良いものは望めないでしょう。

 

 

 

理由は、先ほどいった窒素です。鶏糞には窒素が大量に含まれています

説明した通り、木だけが大きくなって、肝心の落花生の実の部分ができない状態になってしまうのです

 

 

 

実際知らない方が落花生を始めるときに、近くの養鶏場から鶏糞をタダでくれると言われ、畑にまいたという方が多くいます。

 

 

 

この記事を見た方は、落花生を作るのであれば、鶏糞(けいふん)を使うのは禁じ手だということをよく覚えておいてください。

 

 

 

以上が前編の内容になります。

 

 

 

畑づくり後編はこちらの記事をご覧ください。

落花生のプロが実践している畑作りの方法教えます!(肥料後編)

 

 

 

 

オリジナル肥料の作り方はこちらになります。

落花生のプロ直伝!おいしい落花生の栄養素!オリジナル有機肥料の作り方を教えます!

 

 

落花生栽培シリーズはこちら

落花生栽培の基本情報をこの記事にまとめました!

まとめ

 

 

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色んな落花生に関する記事を書いています!

他の記事でも落花生の為になる記事を書いています。↓の石井進商店の情報一覧を見て頂くと落花生の栄養素のまとめなどがありますのでご覧ください。

 

 

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