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落花生の品種別の特徴と豆知識 日本のピーナッツの品種は意外に多い?

2019/02/04
落花生葉っぱ

落花生の品種別の特徴と豆知識


 

落花生(ピーナッツ)の品種がどのくらいあるかご存知ですか?

落花生の品種は、野菜やお米などと同じく日々品種改良が、落花生試験場等で行われており、より高品質な落花生が作られています。

 

 

 

タイトルでは日本の落花生の種類と書きましたが、正しくは千葉県産の落花生についてわかりやすく解説していきます。

 

 

 

千葉県で主流な落花生は、

千葉半立・中手豊・おおまさり・郷の香(さとのか)の4種類になります。

 

 

 

※追記 

2018年に新品種のQなっつが10月頃に発表されました。

Qなっつについてはこちらの記事で解説しておりますので、ご覧くださいませ。

 

 

今回は、当店で扱っている

千葉半立・中手豊・おおまさりの3種類の特徴を当店の商品や他の品種の説明を交えつつ、落花生の豆知識なども一緒にご紹介できたらと思います。

 

 

 

目次

1.落花生の品種の種類はどのくらいあるの?

 1-1 世界の落花生の品種の分類

 1-2 日本の品種の数

2.当店で扱っている落花生の特徴

 2-1 千葉半立(チバハンダチ)

 2-2 中手豊(ナカテユタカ)

 2-3 おおまさり

3.落花生の豆知識

 3-1 千葉半立と中手豊の見分け方

4.あとがき

 

 

 


落花生の品種の種類はどのくらいあるの?


 

世界の落花生の品種の分類

 

落花生は日本だけではなく、世界各国で生産されています。世界の落花生の品種としては、大きく3タイプに分けられます。

 

 

 

バージニア、スパニッシュ、バレンシアの3つのタイプがございます。日本の落花生はバージニアタイプに分類されます。

 

 

 

バージニア以外のタイプは、日本であまり主流ではないので、説明を割愛させていただきます。バージニアとは、粒が一番大きい落花生で焙煎して「から煎り落花生」などで食べることがある落花生のことを指します

 

 

 

 


日本の品種の数


 

日本の品種の種類としてみていきますと、在来品種から選抜育成した1種類の「千葉半立」と品種育成した16種類の合計17品種が落花生の品種となります。(2019年6月現在)

 

 

 

品種育成とは、落花生の花粉を交配させた品種の事を指します。ちなみに、一番初めに品種改良で作られたのは1号の「アズマハンダチ」という品種で、15号が人気品種である「おおまさり」になります。

 

 

 

落花生の品種は16種類あるのに、なぜ現状の主流は4種類だけなのか説明します。

 

 

 

様々な理由がございますが、大きな要因となっている理由は、落花生の味や見た目などが消費者のニーズに合わない、農家や卸売・加工業者にとって手間の掛かる扱いにくい品種、需要が供給を下回りってしまい流通しなかったことなどが主な要因と推測されます。

 

 

 

現状流通している千葉半立・中手豊・おおまさり・郷の香(さとのか)の4種類は、先ほど挙げた要素をクリアしていて、主流の落花生になっております。

 

 

 

この四種類も品種ごとに改善できる点がありますので、落花生の研究センターが品種改良を行い、より良い品種が誕生すればそちらに移行していくかもしれません。

 

 

 


当店で扱っている落花生の特徴


 

この章では、当店で販売している落花生の品種が誕生した歴史と品種ごとの特徴をお伝え出来たらと思います。

 

 

 


千葉半立(チバハンダチ)


 

当店のメインの落花生である千葉半立は、お客様が口を揃えて千葉半立が今まで食べてきた落花生の中で一番おいしいと言われます。

 

 

 

その中でも八街産(やちまた)の千葉半立は、別の地域に比べると、甘さが一味違いますねとよくお声をいただきます。

 

 

 

なぜ甘さに差が出てしまうのかという理由としまして、契約農家様の絶えまぬ努力のおかげというのはもちろんのことですが、大元となる落花生を生産する地域により、畑の地質など環境が異なっている点です。

 

 

 

その中でも、八街は落花生を作る環境として優れているため、甘さなどの品質が良いものができやすいと考えております。

 

 

 

千葉半立は昭和28年に千葉県農業試験場にて在来品種から選抜育成させた品種になります。

 

 

 

味や見た目などを言及しますと、煎った時の香ばしさは素晴らしく、甘味は濃厚な味で後味を惹く、千葉県の落花生の中で一番甘みのある最高級品種でございます。

 

 

 

最高級品種のため、栽培は難しく一度に収穫できる量は、中手豊に比べると少ないため、一般的に高価で売買されております。

 

 

 

見栄えは殻に黒い斑点模様がつきやすい品種なっておりますので、見栄えを気にする方は敬遠するかもしれませんが、多少の見栄えを気にしなければ、それ以上の価値のある最高級の落花生の甘味を存分に味わうことができます

 

 

 

先ほど一般的には千葉半立の落花生は高価な商品と書きましたが、当店では、なるべく多くのお客様に千葉半立の落花生のおいしさを知って頂きたいと考えているため、高品質の落花生を、お手頃なお値段で販売しております

 

 

 

詳しくは当店のコンセプトページに高品質でありながらお手頃価格で販売していることがお分かりいただけると思います。

 

 

 


中手豊(ナカテユタカ)


 

中手豊も焙煎用の落花生として流通していますが、当店ではメインの落花生が千葉半立の落花生のため、中手豊の焙煎した商品は新豆シーズンに少量で登場するレア商品かもしれません。

 

 

 

当店の中手豊の落花生の主な使い道はゆで落花生の原料として使用させていただいています。

 

 

 

中手豊の概要としまして、昭和54年に千葉県農業試験場で「関東8号」と「334A」を交配させて育成した品種となります。

 

 

 

さっぱりした味わいが特徴でございます。栽培方法は比較的易しいとされますが、病気が出やすく、取れる量は多いですが、高品質な中手豊を作るには、千葉半立の倍以上の肥料を入れないといけませんので筆者的には、千葉半立と同様に難しいと思います。一房に出来る量が多いので、収穫量は千葉半立に比べて多いです。

 

 

 

値段は量が取れますので、その分安く提供されている小売店が多いと思います。殻の色は千葉半立に比べますと、黒い斑点は出にくいので、白く綺麗な殻が多いと思われます。

 

 

 

当店でなぜ、焙煎した中手豊を年中通して販売しないかと言いますと、来店されるお客様は、甘くて香ばしく後味惹く落花生を求めている方が多いため、当店ではさっぱりした味わいの中手豊は好まれないことが多いので販売しておりません。

 

 

 

「それならなぜ、ゆで落花生は中手豊を使用しているの?」という方もいると思います。

 

 

 

その理由は、中手豊のさっぱりした味わいと塩味の絡む味わいが抜群においしいからです

 

 

 

さっぱりした味わいなので、味同時がケンカしあわず、調和された味わいになります。

 

 

 

詳しくはこちらの記事に書いてありますので、気になる方はお読みください。→おおまさりと中手豊のゆで落花生のご紹介

 

 

 


おおまさり


 

おおまさりの落花生は、ゆで落花生用に品種改良され平成21年の秋から、販売開始された品種です。「おおきな莢(さや)で食味が勝る」というフレーズから「おおまさり」という名称になりました

 

 

 

親は中手豊とジェンキンス・ジャンボという品種を掛け合わし、試行錯誤され完成した品種になります。ジェンキンス・ジャンボは粒がとても大きく、その大きさが受け継がれました。

 

 

 

おおまさりの例で使用するためにもう1品種ご紹介します。当店では販売していませんが、概要を軽く説明しておきますと

 

 

 

郷の香という平成7年に千葉県農業試験場にて、「中手豊」と「八系192」を掛け合わせ品種改良したゆで落花生用の品種がございます。

 

 

 

中手豊より少し大きいくらいの粒をイメージして下さい。その粒の大きさを標準としますと、おおまさりはその2倍の粒の大きさになります。

 

 

 

収穫量も郷の香の1.3倍で、甘みも中手豊や郷の香に比べますと、甘い味わいになっております。

 

 

 

ちなみに、当店では販売しておりませんが、親であるジェンキンス・ジャンボは、おおまさりと比べてしまうと甘味に差があります

 

 

 

おおまさりと変わらない大きさなので、某小売店で購入してしまったお客様が、甘みが全く違って残念というご感想をこぼしていましたので、ご購入の際はご注意ください。

 

 

 

ゆで落花生の中で、おおまさりは一番の人気商品でございます。昨年に当店でもおおまさりの冷凍ゆで落花生を製造しましたが、人気のあまり12月で完売してしまいました。

 

 

 

今年も9月頃にゆで落花生を製造しますが、製造する量を増やしまして、来年の新豆の時期まで通していつでも買えるようにしようと考えておりますのでご期待ください。

 

 

当店でも仕入れていますが、レトルトタイプのおおまさりも販売されております。

 

 

 

こちらは常温で保管されていますので、持ち運びに便利でお土産で購入されても、冷凍のものと違い溶ける心配がありません。

 

 

 

こちらの商品も人気商品で、仕入先が在庫切れしてしまったら、売り切れという形になります。

 

 

 

欲しい方は新豆が出て12月までなら在庫が残っていますが、年を空けると入荷しているときとしていない時がございますので当店にご確認ください。

 

 

 


落花生の豆知識


 

千葉半立と中手豊の見分け方

 

一般のお客様は、落花生の品種を言われてもなるほど!と思うくらいで、あまり気にしないと思います。大事なのは落花生の味で、食べたら甘味とかで分かるよという方もいらっしゃると思います。

 

 

 

しかし、見た目だけで判別しなさいと言われた時、判別は難しいと思います。しかし、ある方法で判別すると一般の方でもすぐに千葉半立と中手豊の違いが、食べなくても分かります。

 

 

 

それは、落花生のむき実についている薄皮の裏の色です。

 

 

 

千葉半立は薄皮の表の色と同じように裏の色も赤茶色ですが、中手豊の場合は薄皮の裏側の色は、白色になっております。

 

 

 

これ以外にも専門業者は見分けていますが、簡単にわかる方法はこのような方法で見分けております。

 

 


あとがき


 

最後までお読みいただきありがとうございます。いかがだったでしょうか?

 

 

 

普段何気なく食べている食材の事をよく知るとより安心して食べることが出来たり、買い物をするときに自分のニーズに合ったものを選べたりすると思います。

 

 

 

また、別の記事でもためになることを記事にしていけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

 


当店について


 

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