当店のゆで落花生のご紹介(おおまさり・中手豊)
おおまさりと中手豊のゆで落花生のご紹介
定番商品のゆで落花生のご紹介です。
千葉県民はよくご存じの商品ですが、千葉県以外の地域のお客様は、初耳の方が多い「ゆで落花生」
今回の記事で、一人でも多くの方に、ゆで落花生を食べてみたいと思っていただけたら幸いです。
落花生は歯ごたえがあって、甘さがあるというイメージですが、
ゆで落花生は、長時間煮詰めているので、とても柔らかい粒で甘しょっぱい商品に仕上がっている手間暇かけた商品です。
柔らかいあましょっぱい落花生ってなに?という方もいらっしゃると思います。その辺も詳しく説明していこうと思います。
興味のある方はこちらの記事をご覧ください→
ゆで落花生の目次
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まず、ゆで落花生の製法を解説する前に、当店でゆで落花生に使用している品種をご紹介致します。
当店では2種類の品種の落花生をゆで落花生の商品として販売しております。
一品種目は、中手豊(ナカテユタカ)
こちらは、落花生の早生種です。さっぱりした味わいが特徴の落花生です。
二品種目は、おおまさり
こちらの落花生は、ゆで落花生用に品種改良された品種です。一粒の大きさがとても大きく、甘さがよく感じられる品種です。
2種類の品種ともに、八街で収穫した落花生になります。
2種類の品種を使用しているのは、ゆで落花生にした場合の食感や味わいが違うためです。
品種別の味の比較も後程ご紹介させていただきます。
落花生の10月の初旬頃から収穫時期になりますが、収穫時期の落花生は成熟していますので、粒が硬くゆで落花生用には向いてません。
ですので、ゆで落花生用の落花生は8月下旬~9月上旬の落花生が早熟な時期に収穫します。
中手豊は早熟なうちに収穫しますので柔らかい粒になっております。
おおまさりは、ゆで落花生用に品種改良された落花生ですので、
ゆで落花生を製造する8月下旬~9月上旬には、しっかりと実をつけていますが、硬くない柔らかい粒になっています。
まずはじめに、収穫した殻付きの生落花生をきれいに洗います。
次に、当店ではゆで落花生専用の窯に、調合した塩水に落花生を投入します。
塩水と落花生の量の配分は、当店の独自の黄金比で行っていますので、落花生屋により味わいの差異がよくわかる商品だと考えます。
投入後に窯に火をかけて、長時間煮込んでいきます。煮込むことにより、塩水が落花生の殻の中身までしっかりと染み込んでいきます。
時間が経つにつれ、落花生の甘味と塩味が絡み合います。
粒も煮込まれることにより、程よく柔らかくなります。当店では、食べた時の食感が柔らかくなるまでじっくり煮込んでいきます。
試食しながら納得する柔らかさが完成したら、落花生を引き上げます。引き上げて、ある程度冷めたら選別をして袋詰めをします。
その後は冷凍倉庫で凍るまで寝かせて味を馴染ませれば完成でございます。
気になるお味ですが、中手豊からコメントさせていただくと早熟なので、小ぶりな粒になります。
しかし本来のさっぱりした甘さと塩味が後を惹く味わいに仕上がっています。
おおまさりは、ゆで落花生用に作られた品種ですので、粒はとても大きいです。
粒が大きいから、大味になってしまうのではないか?という憶測があると思うのですが、そんなことは微塵もなくしっとりとした甘さを感じられます。
2種類を写真で比較しますと、粒の大きさはおおまさりの粒の方が、一回り、二回りくらい大きいです。
どちらの品種のゆで落花生も美味しいのでお勧めなのですが、
筆者の独断の意見で、初めてゆで落花生を買うので、自分の好みに合う方が欲しいという方にご参考に詳しく説明していきます。(内容が上記でご説明した点と重複している所も多々ありますが、大目に見て頂けますと幸いです。)
おおまさりがおススメのターゲット層は、しっとりとした甘さが好みの方。食べる量が最小限で、満腹感を得たい方。顎が疲れない食事をしたい方。ご高齢のお客様など
中手豊をおススメするターゲット層は、さっぱりした味付けが好みの方。たくさん食べたい方。若者・中年のお客様など
に分類させていただきました!理由を説明します。
おおまさり
まず、おおまさりは粒が大きいです。
ボリュームがあることによりおおまさり2粒入っている1莢を10莢くらい食べると、なかなかの満腹感がございます。
ですので、少しの量で満腹感を得られ、且つ、咀嚼する回数が少なくなる。ということです。
おおまさりのゆで落花生を食べた方のレビュー
筆者の叔母が80代なのですが、ゆで落花生を9月頃に製造したときに、試食を叔母に食べさせました。
すると叔母は、おおまさりは、粒が大きいから中手豊と比べると、食べる量が少なくても満腹感がある。
必然的に噛む回数も少なくなるから顎が疲れなくていいと言ってました。
他にもお店に買いに来店された60代くらいの女性も、叔母と同じく
「おおまさりのゆで落花生は、一粒のボリュームがあり食べるのが疲れないし、少しの量で満腹感があるから良い」とおっしゃってました。
中手豊
一方、中手豊は、さっぱりした塩味と甘さで、粒が大きくないのでどんどん食べることができます。
イメージでいうと枝豆のように、コツコツつまみながら、食べるのが好きという方におすすめです。
中手豊とおおまさり両方食べたことのある方のレビュー
当店に来店した30代の男性のお客様で、
おおまさりはボリュームがあるので、逆にもっさりしていると感じる。
中手豊のゆで落花生の方があっさりして食べやすいというお声をいただいたことがあります。
確かにおおまさりはボリュームを感じますので、あっさりとつまんで食べたい方は中手豊のゆで落花生をおススメしております。
味わいに関しては、好みになってしまいますが、レビューなどを参考に、購入していただければ幸いでございます。
おすすめの年齢層も、あくまで筆者がおすすめと考えた持論ですので、両方を食べ比べて頂いて、好みの方を食べて頂くのが何よりでございます。
どうでしたでしょうか?
今回紹介したゆで落花生は、当店でも人気商品ですが、他の商品のリピーターのお客様は食べたことがないというのが、意外にも多い商品ですので、是非この機会に、一度手に取って頂ければ幸いです。
今回長い記事になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。また別の記事もチェックしてみてください。
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この記事を書いている人
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千葉県の落花生の名産地である
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